WP-APIについてまとめられたレポート「TALKING TO 25% OF THE WEB」を翻訳しました。

明日ぐらいにはWordPress 4.5がリリースされますね。

WordPress 4.5はWordCamp Tokyoに来てくれたことがあるMikeさんがリリースリードなので楽しみです。

いきなり話がそれましたが、4.4からWordPress本体に組み込まれた新機能WordPress REST APIについて、その機能を実装するWP-APIチームのリーダーのRyan MacCueさんが所属するHuman Madeさんが、昨年の年末に「TALKING TO 25% OF THE WEB」というドキュメントを公開しました。

たまたまの縁で僕もWP-APIチームの隅っこに入れてもらってて、さらにAMIMOTOチームとHuman Madeさんは何かと会う機会が多いので、男木島の人とこのレポートを翻訳しました。

https://github.com/miya0001/rest-api-white-paper/tree/japanese-translation/ja

Human Madeさんにプルリクエストを送ったので後日それなりに見栄えがいい感じのPDFになると思いますが、要約すると以下のような感じです。

要約

  • WordPressはプラグインやテーマという仕組みによりだいたいのことが実現できる一方で、一枚岩なことがデメリットになるケースが増えてきた。
  • フロントエンドディベロッパーがPHPを触らないといけないのはどうよ?
    • フロントエンドディベロッパーの活躍の場を狭めてるんじゃないの?
  • API駆動にすればメリットがいっぱい
    • フロントエンドエンジニアはPHPを覚える必要がなくなり、バックエンドがWordPressかどうかでさえ知る必要がなくなる。
    • バックエンドエンジニアはWordPressの管理画面とデータベースに集中出来る。
    • フロントエンドは一つとは限らない。複数のサイトだったり異なるデバイスだったり。後から別のフロントエンドを開発することが可能。
    • スケーリングが超簡単になる。とにかくキャッシュしちゃえ。
    • API経由なら開発中でも本番データを使えるからマイグレーションいらないじゃん。
  • WordPressのいいところを活かせる
    • スマホアプリだろうとウェブサイトだろうとよく知られたインターフェースでコンテンツを管理できて、コンテンツ作者へのトレーニングが必要最小限で済む。だってWordPressのシェアはすべてのウェブサイトの25%なんだぜ。
    • インストールが簡単。
    • WordPressはこれまでもこれからも後方互換性を重視!
    • 巨大な開発者コミュニティ!
  • APIにより巨大なアプリケーションの中のパーツの一つとしてWordPressを使えるようになる。
    • マイクロサービスの1つとしてのWordPress。
  • サーバーサイドのNode.jsとセットで使えば無敵。
  • WordPressのWP-APIによるREST APIはスタンダードなRESTful APIなので標準的なツールで利用可能。
  • API経由にすることでフロントエンドの機能の一部を再構築する必要があるけど、そこは巨大なコミュニティからいろいろなチャレンジがあるはずだから乞うご期待!

だいたいこんな感じなんですが本文ではニューヨークタイムスなどの実際の導入事例等も紹介されてますのでぜひぜひ本文も読んでください。