VCCWでテーマレビュー用のWordPressをてっとりばやく起動する裏ワザ

WordPressの公式ディレクトリにはテーマレビューチームというのがあって、彼らが公式ディレクトリに登録されるテーマをひとつずつ手作業で審査しています。

最近、このテーマレビューチームに鹿児島の@marushuさん、あとタイの人の@shinichinさんがジョインしました。

日本人がこうやってWordPress本家に関わっていくってすごいですよね!!

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テーマレビューチームの悩み

テーマレビューチームでテーマをレビューするには、以下のような条件を満たした新品のWordPress環境が必要です。

 

  1. Setup a WordPress test environment:

 

さらにいうと現在のテーマレビューチームは慢性的な人手不足に悩まされていて、大量のテーマを極めて少ない人数でレビューしていく必要があります。

そんなわけで、上述のような環境を作っては捨てを繰り返すことになります。

空のディレクトリを作ってVCCWをほいほいプロビジョニングしていく裏ワザ

通常VCCWでWordPress環境を起動するには、VCCWをダウンロードもしくはgit cloneして、Vagrantfileをコピーして、そのあとでvagrant upみたいな手順が必要でした。

あー、めんどくさいですよね。

ささっとレビューするだけなのに(実際には1時間以上かかるそうですが)、いちいちこの手順はめんどくさい!

そんなわけで、VCCWをささっとプロビジョニングする裏技をおしえます。

この手順を覚えると、空のディレクトリを作って、あとはコマンドを一発です。

以下はMac限定です。Windowsでも同じようなことはできるはずですがやり方は知りません。。。

初期設定

まずわかりやすいところにVCCWをgit cloneしましょう。

$ cd
$ git clone git@github.com:miya0001/vccw.git

以上2回のコマンドを実行すると、ホームディレクトリの直下にvccwというディレクトリが作られるはずです。

次に~/.bash_profileに以下の行を追加してください。

alias vccw="wp_box=miya0001/vccw VAGRANT_VAGRANTFILE=~/vccw/Vagrantfile.theme-review vagrant"

1行で貼り付けてくださいね。

これが終わったらターミナルを開き直すか以下のコマンドを実行して~/.bash_profileに入力した結果を反映させましょう。

$ source ~/.bash_profile

以上で初期設定は完了です。

テーマレビュー用の環境を立ち上げる。

テーマレビューを行うにはまずはじめにデスクトップ等に任意のディレクトリを作成してください。

$ mkdir ~/Desktop/my-theme
$ cd ~/Desktop/my-theme

最後に魔法のコマンドを実行

$ wp_theme=http://example.com/new-theme.zip vccw up

http://example.com/new-theme.zipの部分にはテーマレビューチームからアサインされたテーマのURLを指定しましょう。

以上で5分後ぐらいには指定されたテーマが有効化された状態で、http://wordpress.local/にWordPressが用意されているはずです。

テーマレビューが完了したらvccw destroyで捨てることができます。

空のディレクトリを作ってvccw upを実行するだけでWordPressがゲットできるなんてすごい時代になったものですよね。

 

もちろんこの技はテーマレビュー以外にも便利です。

お気に入りの構成のVagrantfileをvccwディレクトリ内に作っておいて、そのVagrantfileをaliasに指定すれば皆さんのお気に入りの環境をほいほいと起動することができます。

ネットワーク設定が重複するとエラーが出てしまいますので、マメに仮想マシンを落としたり捨てたりする必要がありますが、そんな手間は余裕で補ってくれますのでぜひみなさんも挑戦してみてください。